クレジットカードの付帯保険

カード盗難保険

クレジットカードの基本となるのがこのカード盗難保険です。この保険があるため現金よりも安全といわれています。カード盗難保険が適用する場合以外はどんな場合でもクレジットカードの請求金はカード会員に支払い義務があります。カード会員が唯一支払義務を免れることができるのがカード保険の適用によるものです。

年会費と保険料

カード盗難保険の保険料はクレジットカード会社が負担していますが、実際には年会費から保険料が充当されています。しかし年会費無料のクレジットカードでもカード盗難保険は付帯されているケースが多く、その場合はクレジットカード会社の利益の中から保険料が支払われていることになります。セゾンカードは年会費無料のクレジットカードが多いことから、カード盗難保険は付帯されていません。しかし、クレディセゾンが調査をして不正利用であることがわかればクレディセゾンが被害金額を負担するシステムです。

海外旅行傷害保険

クレジットカードには海外旅行傷害保険が付帯されているものが数多くあります。海外旅行傷害保険は海外で傷害により死亡したり、後遺障害を負ったりした場合に保険金が支払われる死亡・後遺障害が補償されています。しかし、実際に海外旅行で役に立つ補償は治療費用や携行品損害補償などです。同じクレジットカード会社のカードを何枚持っていてもこれらの補償は合算されませんが、クレジットカード会社が違う場合は死亡・後遺障害以外の補償は合算されて支払われます。年会費無料のクレジットカードを持つことで海外旅行傷害保険の保障を充実させることが可能です。

死亡・後遺障害

海外での死亡や後遺障害の場合に支払われる保険で、一般カードでは1000万円~2000万円の補償金額が一般的で、ゴールドカードでは5000万円~1億円の補償を受けることができます。海外旅行傷害保険は傷害保険のため病気で死亡した場合には保険金が支払われないので注意しましょう。

傷害・疾病治療費用

海外では医療費が日本と比べて高い地域が多いので治療補償はなるべく高い補償金額のものを選びましょう。合算して支払われるのでクレジットカード会社が違うカードを何枚か持つことで補償金額を増やすことができます。治療費用はいったん医療機関に支払う必要があるので、利用枠の大きいクレジットカードを持っていくことも必要です。

賠償責任

アメリカでは訴訟社会といわれているため、日本では考えられないことでも裁判沙汰になる場合があります。そうならないためにも賠償責任補償があれば安心です。補償金額は死亡・後遺障害と同額程度に設定されているようです。

携行品損害

日本人は海外旅行ではスリや詐欺に狙われやすいといわれています。そのため携行品の盗難被害を補償してくれる補償は必須ということができます。あまり高額な携行品は持ち歩かないほうがいいですが、万一のためには安心できる補償です。

救援者費用

海外で長期入院となった場合などに家族が現地に向かう費用などを補償します。死亡・後遺障害の1/10程度の補償金額が補償されています。

海外旅行傷害保険のまとめ

年会費無料のクレジットカードに付帯されている海外旅行傷害保険は利用付帯といってクレジットカードで旅行代金などを決済する必要があります。そのためいくら年会費無料のクレジットカードでも何枚も持っていてもすべて保険は適用にはなりません。自動付帯で海外旅行傷害保険が付帯されるクレジットカードと組み合わせて、補償金額がなるべく大きいものを選ぶ必要があります。

メインカードとして年会費有料でも補償内容が充実したクレジットカードを一枚、サブカードとして年会費無料や条件付で無料になるクレジットカードを2枚程度持つのがいいバランスです。

国内旅行傷害保険

国内旅行傷害保険は海外旅行傷害保険に比べると付帯されているクレジットカードは少なくなります。その分自動付帯されていれば貴重なクレジットカードということができます。しかし一般的には付帯されていても利用付帯で、補償も死亡・後遺障害だけというケースが多いようです。国内旅行傷害保険は主にゴールドカード以上のグレードで充実した補償を受けることができます。

死亡・後遺障害

一般カードでは1000万円程度、ゴールドカードでは5000万円の補償金額が標準的です。傷害による死亡に限られるのでクレジットカード会員にとってのメリットはあまりありません。

入院・手術・通院

入院・通院は日額で補償金額が決められ、2000円から5000円の補償を受けることができます。入院の場合は死亡保険金の1/10000程度が限度となっています。手術費用については手術の種類によって一時金が支払われ、入院日額の10~40倍の金額が設定されています。5000円の入院日額であれば最大20万円が支払われます。

国内旅行傷害保険のまとめ

国内旅行傷害保険は一般カードでは付帯されていてもクレジットカード決済条件付が普通です。国内旅行は海外旅行に比べ頻度が多いためクレジットカード会社の保険料負担が大きいのが理由です。しかし、国内旅行が多い人は年会費を支払っても付帯されたほうが保険料の節約になります。

ショッピング保険

ショッピング保険は一般カードでも付帯されているクレジットカードが多く、実際に付帯されていると便利な保険です。クレジットカードで購入した商品を破損したり、盗難にあったりした場合の被害を補償します。補償期間は90日から180日が一般的で、保険の申請にはカード伝票の控えが必要です。そのためカード伝票は補償期間中は保管しておきましょう。

補償金額は一般カードで50万円から150万円程度でゴールドカードでも100万円から300万円まで幅があります。また対称金額が1万円以上の設定になっている場合もあります。さらに自己負担として免責金額が設定されていることが多く、3000円から5000円は自己負担金となります。

ショッピング保険はすべてのクレジットカードに付帯されているわけではありません。カードによっては付帯されていない場合もあります。ショッピング保健が必要であればカードを申込する前に付帯されているかどうかを確認しましょう。当サイトのクレジットカード解説にはショッピング保険付帯の有無を記載していますので参考にしてください。

その他の保険

海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング保険、カード盗難保険以外にも保険を付帯しているクレジットカードもあります。ここではその保険について簡単に説明してあります。

ネットショッピング保険

オンラインによる不正の被害を補償します。カード盗難保険はクレジットカード本体の盗難などが対象となります。オンラインによる不正はクレジットカードの情報だけを盗む手口なのでカード盗難保険では対応できない場合があります。オンラインショッピングを利用する人はこの保険が付帯されているクレジットカードを選びましょう。

犯罪被害傷害保険

JCBカードゴールド以上の会員を対象にした保険で、ストーカーやひき逃げなどで生じたケガに対する補償を行います。(最高1000万円)

空き巣被害見舞い金

JCBカードのゴールドカード以上に付帯されています。JCBカードの判断によって5万円の見舞金が支払われます。日本国内の自宅での被害に限られ、建物や家財の被害が対象となります。

シートベルト保険

車両運転中にシートベルトを着用していて死亡または重度の後遺障害を負った場合に支払われます。UFJカードやオリコカードに付帯されていますが、UFJカードではゴールドカード以上に付帯される保険です。

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